豊富な種類

赤ちゃんもミネラルウォーターは飲める?

赤ちゃんがいるご家庭では、赤ちゃんのミルクなどに使う水についても何を利用するのが一番良いのか迷ってしまうという方がいるかもしれません。
浄水器を通した水を使っているという方もいれば、水道水を煮沸してカルキ抜きしているという方、ペットボトルの水を購入しているという方、ウォーターサーバーを利用しているという方など、様々なケースがあるはずです。
どのようなお水を利用するにせよ、まず気をつけておきたいのは軟水を選ぶということです。

一見、ミネラル豊富な硬水の方がどうせ飲むなら良いのではないか?と思ってしまいがちかもしれませんが、それは違います。
なぜなら、赤ちゃんの内臓はまだまだ未発達なので、豊富なミネラルを含む硬水では実は負担が大きくなってしまうからです。
特にマグネシウムはあまりに多くの量を取り入れすぎると逆に悪影響を及ぼすことも考えられます。
そのため、赤ちゃんのミルクなどに使う水には硬水は避けなければいけません。

日本国内で採水されている水であれば基本的には軟水ですが、よりミネラル分の少ないタイプの水をという場合には、どの程度含まれているのかというような表示を確認するようにすると良いでしょう。
また、健康に良いと注目されている海洋深層水ですが、こちらも60種類ものミネラルを豊富に含む水ですので、赤ちゃん用に利用するというのは避けるべき水と言うことができます。
特にミルク作りに向いているのは純水(ピュアウォーター)というタイプの水です。
ミルクには電解質が含まれていますので、できるだけ電解質の少ない水を使う方がバランスが良くなります。

そのため、電解質を含まない純水はミルク用にはとても優れた水と言えるのです。
まだまだ体の作りも未発達で免疫なども弱い赤ちゃんのための水を選ぶ際には、衛生面などはもちろんのことですが、ミネラル分を多く含みすぎていないということも大切になってきます。
軟水で電解質のより少ないものを選ぶというのがベストと言えるでしょう。