近年、猫や犬などのペットを大切な家族として飼っている人が増えてきています。
大切な家族となってくると、いつまでも元気でいて欲しいと願うもの。
そうした時に気になってくるのが飲み水ではないでしょうか。
人間もそうですが、ペットも同じように飲んだり食べたりしたものによって体調が違ってきます。

より元気で長生きして欲しいと思った場合には、より良い食べ物や水をあげるということが大切になってくるというわけです。
水に関していうと、最近では水道水の安全性という点を疑問視する声も多くなってきていますから、あまり水道水を与えたくないなと感じる方も多いかもしれません。
そうした場合、ペットにはどのような水をあげるのが良いのでしょうか？
結果的にいうと、中性の軟水を与えるというのが一番適しているそうです。

人間の健康のために良いと言われているような海洋深層水や硬水などは、ミネラルの補給という点では優れていますが、体の小さなペットにとってはミネラル分が多すぎるために結石ができてしまう原因になってしまいやすいそうです。
また、アルカリイオン水などもやはり結石ができやすくなってしまう可能性があるためにペットには向いていないというふうに言われています。
もしも心配なようであれば、ペット用にミネラル分を減らした水なども販売されていますので、そうしたものを利用するというのも良いかもしれません。
いくら大切な家族といっても、人間と動物とでは健康的な体に必要な栄養の分量というのが違ってきます。

そのため、体の小さな動物たちには人間にとって良い影響のあるものであっても悪影響が出てしまうということもあるのです。
また、水が必須のペットというと金魚やメダカ・熱帯魚などの魚がいます。
こうした魚の場合には、これまで利用していた水で特別問題が無いのであれば水をあえて変える必要は無いと言われています。
それはなぜかというと、水が変わってしまうと環境が激変してしまうからです。